愛犬の背中やお腹などをよく見ると「いつの間にかかさぶたができている」という経験はありませんか? カサカサとしたかさぶたもあれば膿も伴うかさぶたもあります。 かさぶたは出血を防ぐ役割を持っており、犬の体にかさぶたができる原因は二つあります。 一つは「皮膚炎」、もう一つは「外傷(怪我)」です。 今回は特に皮膚炎にクローズ発見した際には色や形状などである程度判断できるとは言え、素人判断はとても危険ですので、獣医師の診断をおすすめします。 また、できものかと思いきや、寄生虫である「マダニ」だったということもあるようです。 体調3~4mmのマダニは血を吸うと3倍以上に膨らむというので、小豆のような色と大きさのものはマダニの可能性もあるそうです。 犬のできもの毛包炎(毛嚢炎)とは? 毛包炎は、毛穴の奥の毛根を包んでいる部分(毛包、毛嚢)に起こる炎症です。 毛包部にできた小さなキズから細菌が感染することによって起こります。 赤みを帯びた発疹(丘疹)や周囲が赤く膿をもった発疹(膿疱)がみられます。 患部を清潔にすることが大切です。 治療には抗菌薬(外用・内服)が用いられます。
獣医師解説 犬にかさぶたができる原因や病気とは 取ろうとする場合の対処法などを解説 ペトコト
